このブログを検索

2011年8月11日木曜日

music & films クラブカルチャーについて

たまには、音楽を。部長です。
http://starvingraptors.bandcamp.com/

今日紹介するのは、ザ・インディ・ヒップホップ☆って感じのアルバム。

まぁ、アルバム全体としてはあれですが、かなり質の高いセンチメンタルドープな楽曲の巧いleft over wine, 曲がイケメンな(顔は知りません)mister salty、聞いた瞬間PBWな音空間にマニアはにやりとするでしょうMadness 2012の夏らしい一曲、確かな実力を感じるDJ Emoh bettaと、これからの新しい才能の発見があるところが売りでしょうか。

left over wineは気になってちょっとググりましたが、他の楽曲を聴いてもこっち系は巧い印象。いいねぇ
ceschiとかnomarとかインディの重鎮(?)はちょっと負けな印象。

left over wineはiami - operticとかplague languageやsite 23系のドープが好きだった方には耳になじんだ音作りですね。

アルバム売り上げの利益はアメリカ脳腫瘍研究機関(American Brain Tumor Association)に寄付されます。
music lovers are good for your society!

夏は今あるフッテージの中で工夫しながら撮って行くという企画力で頑張る予定です。既にアーティスト集団△(さんのかく)の1人田添君と話を進めておりますがな。

クラブカルチャー的な映画としてゴダールを挙げましょうか。


映画の圧縮、音声と映像の齟齬、方法と感情の一致。偏執的な必然が、当時まだ金持ちだけがだらだらと映画を作ってたり、した時代にはウケた巨匠さんです。周りだす結合子の豊饒とでも呼びましょうか。特に彼のアメリカB級映画への嗜好が、多くの若者には好まれ、未だファン層は増えている監督さんでもあります。個人的には彼が研究的に作っている公開されていない作品群の方が気になったり。

好きな監督さんであり、手法も考え方も好きです。ただ、逆に、彼を評価している方々の内の何割が本当に心からの評価をしているのだろうか、とも思ったりします。インディーの映画の現場を観てると、そう考えます。と本音を漏らしてみるw

まぁだって日本では商業的に成功しえない作品だもんね。ネームブランドはあるんでしょう。

どこかで、「ゴダールのこのような手技上の遊戯が、彼を政治に向かわせるのだ」的な曖昧な記述を見ましたが、それは違うと思います。政治の無い所に、周りだす結合子はないのです。政治があるから、そこに表現の始まり/必要があるのだと、それは必然だと思います。
まぁ、あくまで個人的な偏見でちなみに部長は自己の政治性に無自覚な表現が苦手なだけです。すいません。だから取材に来た新聞記者と喧嘩なんかしちゃいますw

ゴダールに次はありません。ゴダールはゴダールであって、それだけです。

技術のお陰で、誰もが映画をある程度のレベル以上で撮れるようになりました。
デジタル一眼の動画機能、PCのハイスペック化、といった状況で鳥取大学映画研究会も生じてきた団体の一つです。
いまや、誰でも次のゴダールになれます。
ゴダールがプロデューサーに作品を短くするよう言われて、その内実的時間を短くするジャンピングショットを発明し、そこから音と映像の齟齬という手法を得たように/よりも必然的に。
貴方に語りたい/語らなければならないことがあり、表現と現実の差延をつなぐ政治的な営みに参加するのならば、カメラと数冊の本を買って映像の世界に飛び込むのは、けっこうおススメです。まだ可能性の沢山残されている分野だからです。

映像と音の差異/調和、意味と声の違和、詩と映像と音の調和とズレ、連続性と断続性、作品全体として見えてくる新たなビジョン、意味の異化。僕は文学よりの人間なので今ぱっと思いつくものだとこんな感じですが、まぁ、沢山、まだ試してみれる表現はあると思います(時間とお金があるのかは別にして)。

そういう状況を考えると、今の、“「不況」と言っておけば、無支援も無理解も搾取も許される”といった今の現実にはちょっと哀しいものがありますよね。まぁ、逆の立場になってみれば、「この表現によって社会に還元できるもの」を資本主義ベースで幾らの金銭がpayしますと言えない表現者側に問題があって、支援が少なからずあるだけでもすごい状況かもしれません( ^^) _旦~~

んだもんで、ちゃんと表現力とか基礎とか商業ベースも参照しつつ、やりたい手法も組み込めるだけ組み込んでいけたらなぁ、んでもってもっと分かり易さとか見易さが必要なんだろうなぁ、と考えていたりします。いつだって課題は「分かり易さ」な部長です。

まぁ、長く偉そうに喋ってしまいました。実はヒマだったんですwwすいませんwww
実直に、自分の政治を大切に、やって行く所存ですがな(*^_^*)

今後とも鳥大映研をよろしゅーノシ

0 件のコメント:

コメントを投稿